適用範囲: CISA RS5、AP4、Astralの南京錠カタログを例に説明します。これらの型番の鍵抜去条件をすべての南京錠に一般化しません。
仕様
- 確認対象
- 解錠/施錠状態で鍵を抜ける条件
- カタログの表現
- 施錠位置でのみ鍵を抜去可能
- 区別すべき項目
- 同一キー仕様、マスターキーシステム、シリンダーの交換可否
カタログの「施錠後にのみ鍵を抜ける」とは
CISA RS5のカタログでは、シャックルが閉じているときにのみ鍵を抜けると明記されています。AP4とAstralのページでは「施錠位置でのみ鍵を抜ける」と表現されています。通常の解錠状態では鍵がシリンダー内に保持されるため、一般的な故障として扱わないでください。
この機能は錠の操作条件を示します。それだけでシャックルが正しい掛け金を通っているとは確認できず、対象物が固定されているかを使用者が確認することの代わりにもなりません。
同一キー仕様や交換式シリンダーと混同しない
同一キー仕様は、一つの鍵で複数の錠を開けられるかという話です。キーリテインは、どの状態で鍵を抜けるかという話です。それぞれを別々に確認し、一組の南京錠が同じ鍵を使うことからキーリテイン機能もあると推測しないでください。
Astralのカタログには、シリンダーを取り外して組み替えまたは交換できることと、施錠後に鍵を抜ける条件が併記されています。両方の機能が共存することはありますが、「シリンダー交換可能」という記載だけでは鍵を抜くタイミングは分かりません。交換部品も具体的な型番とメーカーのサービス資料で確認してください。
参考資料: [3]
購入要件の明確な書き方
「通常の解錠状態では鍵を抜けず、施錠後に抜けること」と要件を書き、供給元に対応する型番の説明を示してもらいます。「鍵付き」「安全キー」「鍵を取り外せる」だけでは、この条件は明確になりません。
完全な型番、シャックルの有効幅、有効高さ、径も記録します。操作機能が適切でも、既存の掛け金をシャックルが通るとは限りません。逆に寸法が合っても、鍵を抜ける条件は分かりません。説明どおりに操作できない場合はシャックルの位置と正しい鍵を確認し、メーカーの保守説明に従い、無理にねじったり引き抜いたりしないでください。
参考資料
- CISA · 英語カタログ:RS5鋼製南京錠、PDF第143ページ
このシリーズの鍵抜去条件とシリンダーの説明です。記載のない南京錠には適用しません。
- CISA · 英語カタログ:AP4鋼製南京錠、PDF第144ページ
このシリーズの鍵抜去条件とシリンダーの説明です。記載のない南京錠には適用しません。
- CISA · 英語カタログ:Astral鋼製南京錠、PDF第147ページ
このシリーズの鍵抜去条件とシリンダーの説明です。記載のない南京錠には適用しません。
メーカー資料は原文の言語で提供しています。
